心技体整った笹生、米でも優勝できる/村口史子

1番、ティーショットを放つ笹生優花(代表撮影)

<女子ゴルフ:ニトリ・レディース>◇最終日◇30日◇北海道・小樽CC(6695ヤード、パー72)◇賞金総額2億円(優勝賞金3600万円)

「女ウッズ」ことルーキーの笹生優花(19=ICTSI)が、2戦連続優勝を果たした。

単独首位で出て5バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの71で回り、通算13アンダー、275。1988年のツアー制施行後としては宮里藍、畑岡奈紗に次いで3人目となる、10代での2戦連続優勝を飾った。また初優勝からの2戦連続優勝は西田智慧子、表純子、畑岡に次いで4人目となった。

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笹生さんの心技体は19歳の常識を超えています。

★心 2番でダブルボギーをたたき、小祝さんに逆転されても動じません。切り替えて6番バーディーで再び首位に。後半は16番などティーショットを曲げても焦らず、大崩れしませんでした。2大会連続Vのかかる中、メンタルをコントロールできていました。

★技 ドライバー平均飛距離は男子並みの260ヤード超。強靱な下半身をいかし、スイング中は前傾姿勢がまったくぶれることなく、速いスピードで振り切れます。後半12番ではチップインバーディーを決めました。大雨で感覚が変化する中で、際どいパーパットをねじ込むなど、小技の技術力も抜群です。

★体 8歳くらいからランニング、スクワットなどトレーニングを欠かさず、下半身強化をしてきたと聞いています。大好きなマキロイを真似て、素振りも1時間以上すると。成長の早い女性は、高校生くらいで体ができあがる人も多いですが、幼少の頃からの練習の影響でケガに泣く選手も少なくない。きつい練習に耐えうる体の強さは大きな武器です。

宮里藍さん、畑岡奈紗さんに次ぐ、10代での2大会連続V。今すぐ米ツアーに行っても優勝できる実力が備わっていると思います。(ゴルファー、テレビ朝日解説者)