東北・三上、71で回り団体戦Vに貢献/高校ゴルフ

東1番で第1打を放つ東北の三上優心(撮影・吉池彰)

全国高校ゴルフ特別大会東北団体予選兼秋季東北大会 ◇23日◇最終日◇福島県棚倉町・棚倉田舎倶楽部◇男子7027ヤード・パー71、女子6188ヤード・パー72◇参加=高校団体男子5校、同女子2校、高校個人男子23人、同女子23人◇曇り一時雨、15度、北北東の風1・7メートル(午前9時現在)

3人の合計スコアを争う団体戦は、東北(宮城)が3年ぶりの男女アベック優勝を決めた。女子は2日間トータル448で21連覇を達成。男子は計444で3年ぶり26度目の東北王座に返り咲いた。男女とも2位の学法石川(福島)を含む上位2校は、コロナ禍で中止になった夏の高校選手権の代替特別大会(12月15~18日、三重)に出場する。

男子は個人戦6位スタートの東北・三上がこの日トップの71で追い上げたが、プレーオフ1ホール目に3パットのボギーで個人2位にとどまった。それでもチーム首位で団体戦優勝に貢献。3年生を除く全体トップで来春の全国出場も決めた。この日は7バーディー3ボギー2ダブルボギーで「波が大きすぎました。もっとメンタル面を鍛えて平常心でプレーできるように」と目標を掲げた。