木下稜介とC・キム首位キープ 連覇狙う金谷は6位

1番、ティーショットを放つ木下稜(撮影・丹羽敏通)

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第3ラウンドを終え、最終組で回った木下稜介(29=ハートランド)とC・キム(30=米国)が共に68とし、通算7アンダーで首位をキープした。

2位は香妻陣一朗(26=フリー)とアマチュアの中島啓太(20=日体大)で通算6アンダー。中島はイーブンパーの13位からスタートし、前半だけで7バーディーを奪う猛チャージ。好位置から昨年の金谷拓実(22=東北福祉大)に続くアマチュア勢の大会連覇を狙う。

単独5位には通算5アンダーでベテランの片山晋呉(47=イーグルポイントGC)が入った。

また、4オーバーの39位でスタートした石川遼(29=CASIO)は6バーディー、2ボギーの66、通算でイーブンパーとし15位まで順位を上げた。第2ラウンドを1アンダーの10位で終えていた2連覇を狙う金谷は5バーディー、2ボギーの67、通算4アンダーの6位から運命の最終ラウンドへと向かう。