松山通算-8「悔しい1日」首位と8打差10位後退

第3日 バンカーショットを放つ松山(ロイター)

<米男子ゴルフツアー:マスターズ>◇第3日◇14日(日本時間15日未明)◇ジョージア州オーガスタ・ナショナルGC(7475ヤード、パー72)◇無観客開催

メジャー初優勝を目指す松山英樹(28=LEXUS)がチャージに失敗した。

この日はまず、日没順延された第2ラウンド(R)の残り3ホールをプレーし、全部パー。通算8アンダーの首位と1打差6位で第3Rに入ったが、4バーディー、4ボギーのパープレーとなる72に終わった。

アイアンの距離感が合わないのか、ピン手前に大きくショートする場面が目立った。通算16アンダーの首位ダスティン・ジョンソンと8打差、10位まで後退した。

松山は「思うように自分をコントロールできず、スコアも伸ばせず、すごく悔しい1日だった。グリーンは少し速くなったけど、例年に比べたら全然速くない。それより、なかなか自分をコントロールできず、上位と差が開いてしまった。最終日はまだ何があるかわからないので、1日を集中したい」と話した。