西村優菜2日間首位を維持「まだ優勝意識してない」

大王製紙エリエールレディース2日目 5番、ラインを読む西村優菜(撮影・清水貴仁)

<国内女子ゴルフツアー:大王製紙エリエール・レディース>◇第2日◇20日◇愛媛・エリエールGC松山(6545ヤード、パー71)◇賞金総額1億円(優勝1800万円)◇無観客開催

昨年大会覇者の渋野日向子(22=サントリー)が“漫画ゴルフ”で予選通過を決めた。通算2オーバーのカットラインと2打差で迎えた17番パー5で、池に落ちた第2打がラフまで飛び出し、3オン1パットのバーディー。通算1アンダー、首位と6打差20位で2週連続の予選通過し、残り2日で巻き返す。新世紀世代(01年度生まれ)の笹生優花(19)と、ミレニアム世代(00年度生まれ)の西村優菜(20)が、通算7アンダーで首位に並んだ。

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ミレニアム世代で今季1勝を挙げている西村が、2日間首位をキープした。首位から出て3バーディー、2ボギーの7アンダー。同組で回った笹生と、互いに譲らず首位に並んだ。笹生と回ったことを「楽しかった」といいつつ「まだ優勝は意識していないですけど、同世代で上位を争っているのは刺激になるし、自分も頑張ろうと思う」とライバル意識を燃やしていた。