松山英樹「入らなかったら話にならない」一問一答

ソニー・オープン最終日 2番、ティーショットを放つ松山英樹(ロイター)

<米男子ゴルフツアー:ソニー・オープン>◇最終日◇17日(日本時間18日)◇米ハワイ州ワイアラエCC(7044ヤード、パー70)◇賞金総額660万ドル(約6億9300万円)、優勝118万8000ドル(約1億2500万円)

4年ぶりの優勝を目指した松山英樹(28=LEXUS)は、2つ伸ばしたが19位に終わった。首位と5打差の13位から出て、1イーグル、1バーディー、1ボギーの68で回り、通算15アンダー、265。パットに苦しんだ。松山の一問一答は以下の通り。

-最終ラウンドを振り返って

松山 全く入らなかったですね。

-ショットに関しては。第3ラウンド後は、ウッド系があんまりと話していたが

松山 今日ミスしたのは14番ぐらい、ドライバーに関しては。そこは良くなってきているんじゃないかなと。昨日(第3ラウンド)までと比べて、ショット自体はそんなに良くは感じなかったですけど、ドライバーに関しては、昨日までよりは、安定して打てたと思う。ただ、パッティングが入らないと優勝争いには絡めないと思いますし、優勝のチャンスもないのかなという感じですね。

-読みにくいグリーンだったが、打っている感触は。昨日までは悪くはないと話していたが

松山 そうですね、悪くはないんですけど。うーん…。自分の打ちミスで外れているなら納得いくんですけど、なかなか…。自分の思った通りに、思ったスピードで打って、思ったラインを出せたとしても、最後に入らなかったりすると…。そんなにストレスはたまらないんですけど、ここまで入らないと苦笑いしか出ないですよね。

-アイアンの精度に関しては収穫があったのでは

松山 このコースはあんまり得意じゃない感じでも、ティーショットもフェアウエーキープも、今までで1番できたと思います。グリーンヒットも、今までの中では1番できたと思う。そこはすごく進歩しているんじゃないかなと思うけど、池が絡んでいるホールや、ちょっと狭くなったホールに関しては、ミスが多くなっている。次からの試合も池がたくさん絡んできたり、ハザードが多くなってきたりすると思うので、そこら辺をうまく対応できれば、チャンスが出てくるんじゃないかなと思います。

-サンディエゴでの次戦に向けて

松山 ショットがここまで安定してくれたのは、すごくうれしかった。まあ、パッティングが全く入らなかったですけど(自己ベストのハーフ28で回った)2日目の後半は、久しぶりに入ったということをプラスに考えながら、その感覚を思い出しながら、1週間、しっかりと調整したい。

-ショットが良くなったことは評価できるか

松山 そうですね。今日も思ったより悪くならなかったので、それはよかったなと思う。

-上位も極端に伸ばしてはいないだけに悔しい部分もあるか

松山 うーん…。まあ、このショットがあれば、パターが普通になれば優勝は見えてくるんじゃないかなというところまできた。このショットをキープできれば、パッティングに集中できると思うので。ショットを安定していけるように、パッティングが普通になるくらいまでできたらなと思う。

-ハーフで「28」をマークした、パットが入った第2日の後半の感覚は引き続きあるか

松山 まあ、悪くはないんですけど…。あと一筋とか、今日は全然違ったりというところもあったけど、まあ、入らなかったら話にならないので。

-ストロークは

松山 まあ、悪くはないですよね。今日は1番で良いパーパットが入ったので、行けるかなと自分に期待したんですけど、その後、全く入らなかった。ちょっと、しんどかったですね。

-また芝が変われば入りそうか

松山 うーん…。まあ、それはどうか分からないけど、良いストロークをするだけ。

-前週と比べると

松山 先週の広いコースからここまで狭いコースに来て、ちょっと広くも見えたので、そこはよかったんじゃないかと思う。

-12月からのオフを経て、今年に入って少しずつ調子は上がってきたか

松山 まあ、オフって考えてないんで。なかなか先週もうまくいかず、今週もうまくいかなかったところもあるけど、来週1週間、しっかり調整して、サンディエゴ、フェニックスで良い戦いができるようにしたいなと思っています。

-来週ぐらいにはコーチと合流する予定か

松山 知らないです。