小祝さくら66で首位と2打差、パット改善に手応え

第34回ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント第3日 1番、ティーショットを放つ小祝さくら(撮影・清水貴仁)

<国内女子ゴルフツアー:ダイキン・オーキッド・レディース>◇第3日◇6日◇沖縄・琉球GC(6561ヤード、パー72)◇賞金総額1億2000万円(優勝2160万円)◇有観客開催

賞金ランキング4位につける小祝さくら(22=ニトリ)が1イーグル、5バーディー、1ボギーの66でまわり、通算10アンダーで首位と2打差の3位に浮上した。

序盤の2番で5メートル、3番で6メートルのパットを沈めて連続バーディーで勢いに乗ると、後半も3つのバーディーを奪ってスコアを伸ばした。最終18番(パー5)ではセカンドショットをピンから約4メートルのカラーに落とし、これを沈めてイーグルで締めくくった。

6打差あった上位陣との差を2打まで縮め、逆転優勝も狙える位置につけた。小祝は「昨日まではパットに苦しんでいたので、今日は結構たくさん入ってくれたのでよかった」とオフに取り組んできたミドルパットの精度に手応えを口にした。最終ラウンドへ向けては「明日は天気が心配ですけど、練習してきたことを出し切れるように、最後までポジティブにプレーしたいです」と意気込んだ。

好調だったパターについては、このオフにデータ分析を行い「その方が合っているんじゃないかということになった」とセンターシャフトに変更。手打ち気味だったフォームの改善にも着手し「肩を大きく動かして手を固定することをイメージしています。芽が強いホールは3メートルのパットでもちょっと緩んだら右にもっていかれる。気をつけながらしっかり打つイメージでやっています」と話した。