森田遥4年ぶりVならず…「悔しい」2位も手応え

第34回ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント最終日 18番、小祝さくらと同スコアでの最終ホールでバーディーパットを外し2位となる森田遥(撮影・清水貴仁)

<国内女子ゴルフツアー:ダイキン・オーキッド・レディース>◇最終日◇7日◇沖縄・琉球GC(6561ヤード、パー72)◇賞金総額1億2000万円(優勝2160万円)◇有観客開催

森田遥(24=新英ホールディングス)は、4年ぶりの優勝に1打及ばず2位に終わった。5バーディー、4ボギーの71で回り、通算13アンダー、275。優勝した小祝さくらとは同じ最終組で回り、17番終了時点では並んでいた。だが、最終18番パー5で森田はパーに終わったが、小祝はバーディーを奪い、明暗が分かれた。

17番パー4で、5メートルのバーディーパットを決めて小祝に並んだ。勢いに乗って連続バーディーを狙った18番だったが、3メートルのバーディーパットを決められなかった。ホールアウト後の会見では開口一番「まずは悔しいです」と語った。さらに「18番はバーディーがマストのホールと分かっていたのに、それをクリアできず悔しい」と続けた。

それでも今後に向けて「自信がついた。順位を見て(オフに)やってきたことが間違いなかったなと実感できている」と、手応えを口にした。昨年の終盤に、中学時代から使っていたパターを変更したが「替えてよかった」。わずかに届かなかった通算2勝目を目指し、新たなことにも挑み続けるつもりだ。