渋野日向子が3打差4位スタート「70、80点」

1番、ショットを放ち笑顔の渋野日向子(撮影・屋方直哉)

<国内女子ゴルフツアー:Tポイント×ENEOSトーナメント>◇第1日◇19日◇鹿児島高牧CC(6424ヤード、パー72)◇賞金総額1億円(優勝賞金1800万円)

渋野日向子(22=サントリー)が、3打差4位スタートを切った。パー5での3つを含む6バーディー、1ボギー。5アンダー、67の1日を「70、80点。マイナスは1つのボギー、1つだけ(バーディーを)とれなかったパー5、パーオンできなかった(5番)ホールぐらい」と満足そうに振り返った。

好スコアの要因を「今までキャリーの落としどころをウエッジでしか考えていなかったのをすべて(のアイアン)で意識するように心がけた。それが良かったかどうかはわからないけど、フルショットも抑えのショットも振り切りが良くなった」という。優勝を狙える好位置だが、スイング改造の途中とあって「それより、今やるべきことをやりきるように」。21年の開幕から“呪文”のように繰り返すフレーズをこの日も口にした。