アマ杉原大河自己ベストで首位浮上 命名あやかったウッズばり赤黒コーデ

5番、ドリンクを飲む杉原(撮影・浅見桂子)

<国内男子ゴルフツアー:ダイヤモンド・カップ>◇第2日◇14日◇神奈川・相模原GC(7298ヤード、パー72)◇賞金総額1億円(優勝賞金2000万円)◇無観客開催

アマチュアの杉原大河(21=東北福祉大4年)が、7バーディー、ノーボギー、自己ベストの65で回り、通算8アンダー136でS・ノリスと並び、首位に浮上した。今年国内ツアーで3勝を挙げている東北福祉大OBの後を追い、ツアー初優勝を目指す。

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2日連続でアマチュアがリーダーボードの一番上に名前を連ねた。今年4戦中3戦を制している東北福祉大勢の次なるプロ候補が18位から一気に首位に躍進した。ティーショットは不調でも「こういうスコアで回れたのは、2打目以降が良かったから」。アプローチショットなどでチャンスをつくり、正確なパッティングでスコアを積み上げた。

「1年、2年上の方が優勝してボクも頑張ろうと思った」と、金谷拓実、片岡尚之らの優勝に熱くなった。前日には日大2年の杉浦悠太が首位発進し「後輩には負けたくない」と刺激になった。

99年、年間8勝を挙げたタイガー・ウッズにあやかり大河(たいが)と名付けられた。そのウッズもプレーする米ツアー進出を夢見て「こういうチャンスはなかなかない」というビッグチャンスをつかみ取る決意だ。