全英対策の低弾道ショット 木下稜介暫定首位 決勝Rは「自分との戦い」

2番、ティーショットを放つ木下(撮影・鈴木正人)

<国内男子ゴルフツアー:ツアー選手権森ビル杯>◇第2日◇4日◇茨城・宍戸ヒルズCC西C(7387ヤード、パー71)◇賞金総額1億5000万円(優勝3000万円)◇有観客開催

2位で出た木下稜介(29=ハートランド)が、全英オープンを見据えた雨風対策で暫定首位に浮上した。雨と風で大部分の選手がスコアを落とす中、5バーディー、2ボギーの68で、通算7アンダー、135と3つ伸ばした。日没サスペンデッドでホールアウトできなかった10人に上位はおらず、暫定2位の上井邦裕らに4打差。今年だけで2度も首位発進しながら競り負け、ツアー初優勝が遠かったが、大きなリードで臨む決勝ラウンドへ「自分自身との戦い」と力を込めた。

雨風の影響を受けにくい低い弾道のショットがさえた。終盤には16番で3メートル、最難関の17番で2・5メートルにつけ、連続バーディーを奪った。昨年1月のシンガポール・オープンで6位となり、昨年の全英オープンでメジャー初出場予定だったが中止。出場権は今年にスライドした。激しい雨風の同大会対策として、低弾道ショットを1年以上も磨いてきただけに「全英の予行演習と思ってプレーした」と胸を張った。来月には30歳。「20代のうちに優勝したい」と、堂々と話した。

▽暫定66位のアマチュア世界ランキング1位中島(後半だけで8つ落とし)完璧なショットを求めすぎているところが悪いところ。精神的にくるようなミスをしてしまいました。