石川遼「後半は良い攻めができていました」ショットに手応え通算3オーバー

1番、ティーショットを放つ石川(撮影・鈴木正人)

<国内男子ゴルフツアー:ツアー選手権森ビル杯>◇第3日◇5日◇茨城・宍戸ヒルズCC西C(7387ヤード、パー71)◇賞金総額1億5000万円(優勝3000万円)◇有観客開催

石川遼(29=CASIO)が、第3ラウンド(R)を、3バーディー、1ボギーの69で回り、2つ伸ばして通算3オーバー、217でホールアウトした。最終組が前半を終えた時点で40位につけている。

前日4日は、日没サスペンデッドで10人がプレーを終えられず、第2Rの残りがこの日早朝から行われた結果、石川は56位でギリギリ予選を通過した。第3Rは第1組でスタート。5番パー4でバーディーを先行させた。6番パー5で連続バーディーとし、8番パー4でも伸ばした。杉本エリックと2人で回っており、2時間足らずの早いペースで折り返した。

後半はバーディーなしと、我慢の展開となった。耐え続けたが、15番パー5でこの日唯一のボギーをたたいた。ホールアウト後は「後半は惜しいパッティングが続いたので、入ってくれても良かったと思いますけど、攻め方は良い攻めができていました」と、グリーン上には課題を残したが、ショットには手応えも感じた様子。久々にティーショットでドライバーを多用し「そんなに悪くなかったと思います。使っていった甲斐があった」と、収穫も口にしていた。