笹生&畑岡 16年世界ジュニア選手権でも優勝争い繰り広げた因縁

全米女子オープン プレーオフを制し優勝した笹生優花(左)は畑岡奈紗を抱き締める(ロイター=-USA TODAY Sports)

<米女子ゴルフツアー:全米女子オープン選手権>◇最終日◇6日(日本時間7日)◇米カリフォルニア州オリンピック・クラブ(6457ヤード、パー71)◇賞金総額550万ドル(約6億500万円)優勝100万ドル(約1億1000万円)◇有観客開催

ゴルフの全米女子オープンで、新世紀世代の笹生優花(19=ICTSI)黄金世代の畑岡奈紗(22=アビームコンサルティング)が通算4アンダーの首位で並び、プレーオフに突入した。日本女子3人目のメジャー制覇が確定した。

2人には因縁がある。5年前、2016年7月16日にあった世界ジュニア選手権。15-17歳の部で、2人は優勝争いを繰り広げた。笹生の首位で迎えた最終日。4打差で追った畑岡は前半で逆転し首位に立つ。後半は笹生も猛追したが、結局、畑岡が逃げ切り、2連覇を果たした。

5年ぶりに巡ってきたシニア、世界最高峰の全米女子オープンでの頂上対決を制するのはどちらか。