笹生優花V「勝てると思っていなかった」メダルもトロフィーも自分で

ゴルフの全米女子オープン選手権を制し、メジャー初優勝を果たした笹生優花は自ら優勝トロフィーを掲げる(ロイター)

<米女子ゴルフツアー:全米女子オープン選手権>◇最終日◇6日(日本時間7日)◇米カリフォルニア州オリンピック・クラブ(6457ヤード、パー71)◇賞金総額550万ドル(約6億500万円)優勝100万ドル(約1億1000万円)

新世紀世代の笹生優花(19=ICTSI)が全米女子オープン史上最年少の「19歳351日」で日本女子3人目のメジャー制覇を成し遂げた。通算4アンダーで並んだ畑岡奈紗と日本人同士のプレーオフという劇的な展開を制した。

表彰式では、新型コロナウイルスの影響もあり、自らメダルを首にかけ、トロフィーも自分で抱き、掲げた。スピーチでは「本当に今週勝てるとは思っていなかった」と笑顔をみせた。序盤のダブルボギー連発で一時優勝戦線から脱落したことを振り返ると「キャディーの言葉で切り替えられた」と感慨深げに言った。