福田真未2日連続「68」で2位浮上 体使うスイング取り戻し上向き気配

10番、スタートする福田真未(左)、エイミー・コガ(撮影・清水貴仁)

<国内女子ゴルフツアー:宮里藍サントリー・レディース>◇第2日◇11日◇兵庫・六甲国際GC(6517ヤード、パー72)◇賞金総額1億5000万円(優勝2700万円)◇無観客開催

ツアー2勝の福田真未(28=安川電機)が2日連続で4アンダーの68をマーク。通算8アンダーで、首位と4打差8位から2打差2位に浮上した。「昨日よりピン位置が難しかったんですが、ティーショットをフェアウエーに置けたホールが多く、グリーンをしっかり狙えました」と笑顔を見せた。

20-21年シーズンはツアー出場25戦で予選落ち13度、棄権1度と不調をかこってきた。「ドライバーショットがずっとしっくり来ず、今年になってさらにわからなくなって」。いつの間にか手打ちの状態になり、球が上がらず、飛距離もダウン。「テークバックで胸を右側まで向けるように意識するようにした」。体をしっかり使うスイングを取り戻すことで、3週前の中京テレビ・ブリヂストンレディースで4位。昨年11月の伊藤園レディース以来シーズン2度目のトップ10入りを果たし、ようやく上向き気配になってきた。

「スイングはまだ100%ではないけれど、明日から、上位争いという緊張感を感じながら、どれだけできるか楽しみです。リズムに気をつけてプレーしたい」。表情が明るくなった。