西村優菜がインタビュー乱入の稲見に負けじ応酬「何でそんなに勝てるの?」

宮里藍サントリー・レディース第3日 12番、パーパットを外し悔しがる西村優菜(撮影・清水貴仁)

<国内女子ゴルフツアー:宮里藍サントリー・レディース>◇第3日◇12日◇兵庫・六甲国際GC(6517ヤード、パー72)◇賞金総額1億5000万円(優勝2700万円)◇無観客開催

ミレニアム世代の西村優菜(20=スターツ)が通算12アンダーで、首位と4打差2位で最終日を迎える。この日は6バーディー、2ボギーの68。稲見萌寧にスタート前の2打差から4打差に離されたが、何とか逆転圏内に踏ん張った。

公式インタビューの最後には、後ろで控えていた稲見が“乱入”し「そんなに小柄なのに何でそんなにすごいんですか?」と質問されたが、負けじと「何でそんなに勝てるんですか?」と、笑顔で応酬して見せた。

「4打差はスコアが伸びるコースなのですごく大きいけど、ポジティブに考えれば、ビッグスコアが出る、チャンスはゼロではないということ」。大阪出身とあって「関西で優勝争いをしたいと思っていました」と最後まで稲見に食らいつく覚悟を見せた。