踏ん張った岡山絵里6位、首位稲見萌寧に「意識ある」5打差諦めない

宮里藍サントリー・レディース第3日 12番、アプローチショットを放つ岡山絵里(撮影・清水貴仁)

<国内女子ゴルフツアー:宮里藍サントリー・レディース>◇第3日◇12日◇兵庫・六甲国際GC(6517ヤード、パー72)◇賞金総額1億5000万円(優勝2700万円)◇無観客開催

ツアー2勝の岡山絵里(25=ニトリ)が5バーディー、ボギーなしの67をマーク。通算11アンダーとし、スタート前の9位から稲見と5打差6位に踏みとどまった。

3月アクサレディースで3年ぶりとなるツアー通算2勝目。復活を印象づけたが、その後の8戦は予選落ちこそ1度だけだが、トップ10もない。「調子は悪くないんですよ。途中で3試合ほど、フラストレーションがたまることがあった」とこぼす。

一方、首位を走る稲見はコンスタントに優勝を重ねて来た。「そこに対する意識はあります。私は反骨精神でやってきた、闘志を燃やしてきた方ですから」。5打差も諦めるつもりはない。「今日も何とか5打差以内で、と思っていた。明日もスコアを伸ばしたい」と話した。