首位の西村優菜“やっちゃった”ポーズの余裕も「17番以外は完璧に近い」

18番、第2打をピンそばにつけ、笑顔で見つめる西村(撮影・浅見桂子)

<国内女子ゴルフツアー:ニッポンハム・レディース>◇第2日◇9日◇北海道・桂GC(6763ヤード、パー72)◇賞金総額1億円(優勝1800万円)◇有観客開催

第2ラウンドが終了し、2位から出た西村優菜(20=スターツ)が、4つ伸ばして首位に立った。

6バーディー、2ボギーの68で回り、通算8アンダー、136。1差の7アンダーで、森田遥が2位につけた。3位はベストスコアの67で回り、6アンダーに伸ばした勝みなみ。首位と3打差、5アンダーの4位には、植竹希望、若林舞衣子、堀琴音、西郷真央の4人が並んだ。

   ◇   ◇   ◇

西村はツアーメンバーで最小の150センチ。その中で国内女子ツアー史上最長6763ヤードに伸びた今大会は、この日の15ホール目までボギーなし。終盤に2つ落とし、ホールアウト直後に左手で頭をたたき、笑顔で“やっちゃった”のポーズを見せる余裕も見せた。「(ボギーの)17番以外は完璧に近い。長い距離も雨の昨日より短く感じた」と、うなずいた。

〈ベストスコアの67で3位浮上の勝〉今日はよく粘れた。去年から本当に飛ぶようになった。長い距離は、ティーショットが曲がらなければ有利。