赤瀬嵩幸43位も117キロ巨体で300ヤード超 日刊アマゴルフ

個性的なべた足スイングで豪快な300ヤードショットを見せた赤瀬嵩幸(撮影・加藤裕一)

日刊アマゴルフ2021 第47回全日本シングルプレーヤーズ選手権関西大会 ◇19日◇兵庫・小野東洋ゴルフ倶楽部(6995ヤード、パー72)◇出場 95人(失格1人)◇晴れ、32・2度、南南西の風2メートル

大院大3年の赤瀬嵩幸(21)がスタート10番パー4(363ヤード)でドライバーを握り、キャリーで300ヤード超をぶっ飛ばした。スコア81で43位だが、スケールがでかい。愛媛・伯方島で中学までソフトテニス部に所属。「ゴルフがしたい」と100を切れずに香川西高に一般入試で合格、3年夏の全国大会に団体戦で出て大院大へ。「昔はやせてたんですよ」と183センチ、117キロの巨体で笑う。

「昔から」という独特なべた足スイング。ヘッドスピード秒速52メートルは国内男子トッププロ級で、使用ドライバーはロフト角「7度」シャフトの硬さ「8X」と仰天の数値が並ぶ。憧れにメジャー4勝のブルックス・ケプカを挙げ、パワーゴルフの道を突き進む。