16歳手塚彩馨がベストアマ 五輪銀の稲見萌寧と並び「すごくうれしい」

笑顔で記念撮影する、左からベストアマの手塚、優勝者の小祝、ルーキー・オブ・ザ・NEC軽井沢72の西郷(撮影・浅見桂子)

<国内女子ゴルフツアー:NEC軽井沢72>◇最終日◇15日◇長野・軽井沢72(6679ヤード、パー72)◇賞金総額8000万円(優勝賞金1440万円)=加算賞金額は75%に減額◇雨、18・2度、東北東の風1・7メートル◇観衆660人

アマチュア選手の最高は長野・佐久長聖高1年の手塚彩馨の19位だった。

9ホールに短縮された最終ラウンドを4バーディー、2ボギーの34で回り、27ホールで通算3アンダーの105。東京五輪銀メダルの稲見らと並ぶ順位で終え、「すごくうれしい。1日目はアプローチが良くて、今日はショットが良かった」とコメントした。

19年の日本ジュニア(女子12~14歳の部)2位、6月の日本女子アマで2位となった身長149センチの16歳。女子ツアーの出場は昨年10月の樋口久子・三菱電機レディース(42位)、今年4月のフジサンケイレディース(予選落ち)、5月のリゾートトラスト・レディース(66位)に続く4試合目だった。

将来に向けて「人に優しく、応援されるプロゴルファーになりたい」と話していた。

大会は雨による悪天候のため、最終ラウンドは9ホールに短縮され、計27ホールで争った。