笹生優花68で首位と1打差の4位 メジャー2勝目へ好発進決めた

笹生優花(2021年5月7日撮影)

<米女子ゴルフツアー:AIG全英女子オープン>◇第1日◇19日◇英カーヌスティ・リンクス(6850ヤード、パー72)◇賞金総額580万ドル(約6億3800万円)優勝87万ドル(約9570万円)◇有観客開催

今年の全米女子オープンを制し、メジャー2勝目を目指す笹生優花(20=ICTSI)が、1イーグル、3バーディー、1ボギーの4アンダー、68でホールアウトした。ホールアウト時点で、5アンダーの首位ネリー・コルダ(米国)ら3人と、1打差の4位となっている。

2番パー4でボギーが先行したが、5番から3連続バーディーを奪った。5番パー4で8メートルのパットを沈めてイーブンパーとすると、6番パー5はラフからの第3打を80センチにピタリと寄せてアンダーパー。勢いに乗って7番パー4も伸ばした。9番パー4は、わずかにバーディーパットがカップ右を通過したが、尻上がりに調子を上げて折り返した。

後半は12番パー5で、チップインイーグルを奪った。グリーン脇からのアプローチは、強めだったがピンに当てて決めた。14番パー5もバーディーと、3つのパー5ホール全てで伸ばした。難度の高い15番以降もパーセーブし、首位と1打差とメジャー2勝目を射程にとらえた。