渋野日向子暫定6位「スタートダッシュとして遅れてない」ノーボギーと安定

6番、ティーショットを放つ渋野(撮影・浅見桂子)

<国内女子ゴルフツアー:富士通レディース>◇第1日◇15日◇千葉・東急セブンハンドレッドC(6679ヤード、パー72)◇賞金総額1億円(優勝賞金1800万円)◇無観客開催

2週連続優勝を狙う渋野日向子(22=サントリー)は5バーディー、ノーボギーの67で初日を終え、通算5アンダーで暫定6位に立っている。

前半から安定したゴルフを展開し、2番で3メートルを沈めて初バーディー。7番では第2打をグリーン右のバンカーに入れるピンチを迎えるが、絶妙なショットで1メートルまで寄せてバーディー。前半は4つ伸ばして折り返した。

後半も出だしの10番で約2・5メートルを決めて5つ目のバーディーを奪って発進。しかし、その後はチャンスをとりきれない展開が続き、8ホール連続のパーセーブとスコアを伸ばせなかった。それでも初出場の大会ながらノーボギーでの67と優勝した先週からの好調さはうかがわせた。自身初の2週連続優勝のかかる大会で上々のスタートとなった。

渋野はラウンド後「いつも通り、やるべきことを忘れないように1打1打プレーしました。スタートダッシュとしては遅れてはないかなと思います」と話した。