渋野日向子「よく我慢して、パッと見は安定」ノーボギー5位発進 一問一答

6番、ティーショットを放つ渋野(撮影・浅見桂子)

<国内女子ゴルフツアー:富士通レディース>◇第1日◇15日◇千葉・東急セブンハンドレッドC(6679ヤード、パー72)◇賞金総額1億円(優勝賞金1800万円)◇無観客開催

2週連続優勝を狙う渋野日向子(22=サントリー)は5バーディー、ノーボギーの67で初日を終え、通算5アンダーで首位と4打差の5位スタートを切った。終了後の会見の主な一問一答は以下の通り。

-初日を振り返って

渋野 スタートダッシュとしてはすごく良かった結果なんじゃないかなと思うんですけど、内容的にはショットの安定感がちょっと欠けたなと思うところが結構あったので。気持ち悪い感じでずっと回っていました。

-スコアを伸ばしきれなかった後半について

渋野 読みがなかなか合わなかったり、パー5でがっついてしまって1メートルオーバーしてしまったりとか。それでも2つ外したところでしっかりパーを拾えていたのでよかったかなと思うんですけど、もう少しパー5でとりたかったかなと思います。がっついたのは16番ですね。上りのラインだったので、どうしても入れたかった感じの結果かなという感じです。

-上位と4打差。明日以降へ向けて

渋野 今日のようにチャンスについたところをしっかり決められるように。ショットをもう少し安定させたいので練習して。気持ち悪さのないゴルフをしたいです。

-昨日の練習ラウンドでの入念なコース確認が生きた場面は

渋野 特にないな~。今日はドライバーの飛距離が10ヤードくらい落ちていましたし、全然朝からアイアンも当たらないなって感じだったので。

-そんな中でノーボギーラウンド

渋野 よく我慢してやったなという感じですし、よく合わせられたなと思ってもいいのかもしれないですけど。全体的に見ても本当にパッと見は安定していたゴルフだったんじゃないかなと思います。

-ショットが飛んでないのは朝の練習場から合わなかった?

渋野 練習場から10ヤードくらいショートしてしまっていたので。今日は合わないんだろうなと思っていました。(コースでも)やっぱり打った感触で、すごく飛んでないなというのが多かったので。

-どこを修正してむかう?

渋野 トップがかなりインに低く入っちゃって、振り抜きが右に振りぬいてしまって、ああいう当たらん感じのボールが出ていたと思うので。まずはしっかり右肩を下げないような練習だったり、それぐらいしかできないかなと思うので。

-優勝も狙える位置

渋野 今のところはそんなに考えてないですけど、狙えない位置ではないし、明日も淡々とゴルフできれば。最終日をいい位置で迎えられればまた変わってくるかなと思います。