中島啓太カットラインぎりぎり60位「心技体がそろってないと通用しない」

18番、バーディーパットのラインを読む中島。惜しくもパー(撮影・上田博志)

<国内男子ゴルフツアー:日本オープン>◇第2日◇15日◇滋賀・琵琶湖CC(6986ヤード、パー71)◇賞金総額2億1000万円(優勝4200万円)

ツアー競技パナソニックオープンでアマチュア優勝を飾った中島啓太(21=日体大3年)がカットラインぎりぎりの60位で予選通過した。

この日は1アンダー、46位から出て、2バーディー、3ボギーの72に終わり、通算イーブンパー。

「終盤にもったいないボギーがあったけど、実力不足です」と後半6、7番の連続ボギーを反省。「この2日間で(国内)メジャーはやはり心技体がそろってないと通用しないと感じました」と話した。

腰痛による2週前の途中棄権からの復帰戦で、状態は万全ではない。予選2日間を同組で回った稲森、星野と自分の違いを「完全にパットの差です。ラインが読めてなくて、それを意識したら、狙った場所に打てない。パットだけで5、6打は損をしているように思います」と話していた。