勝みなみ大ピンチ3番「ラッキー」パーで切り抜け勢い、2週ぶりVへ首位

ハーフを終えて、笑顔で手を振る勝(撮影・浅見桂子)

<国内女子ゴルフツアー:富士通レディース>◇第2日◇16日◇千葉・東急セブンハンドレッドC(6679ヤード、パー72)◇賞金総額1億円(優勝賞金1800万円)◇無観客開催

第2ラウンドが終わり、19年大会覇者でホステスプロの古江彩佳(21=富士通)と、2週ぶりの優勝を狙う勝みなみ(23=明治安田生命)が通算12アンダー、132で首位に立った。

 

首位を守った勝はトラブルにも負けず、2週ぶりの優勝を視界に捉えた。3番パー4ではティーショットが右にぶれ、隣の5番のティーイングエリア付近へ。大ピンチだったが、見事なリカバリーで最後は5メートルを決めてパーとした。「次のホールを新たな気持ちで臨もうと思っていたので、ラッキー」と勢いを呼び、3つ伸ばして最終日へ。自身と同じく海外志向の強い渋野らとのラウンドに「楽しみにしています」と笑顔を見せた。