渋野日向子、前半終了時点で単独首位 4つ伸ばし通算7アンダーで後半へ

6番、バーディーを決め笑みがこぼれる渋野(撮影・河野匠)

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首位と1打差の3位から出た渋野日向子(22=サントリー)は、前半9ホールを5バーディー、1ボギーの32と4つ伸ばして回り、通算7アンダーで後半に突入した。前半終了時点で単独首位。8番まで並んでいた、1つ後ろの最終組で回るペ・ソンウ(韓国)を折り返しの9番で振り切り、1打差の2位に退けた。4アンダーで3位の申ジエ(韓国)と3打差、3アンダーで4位の古江彩佳とは4打差となっている。

前半は3番パー4でバーディーを先行させた。フェアウエーからの第2打を1メートルにつけて伸ばした。5番パー4は、第3打のアプローチを寄せきれずにボギーとしたが、直後の6番パー4からは4連続バーディー。6番は4メートルのパットを決め、7番パー4は第2打を1メートル足らず、8番パー3はティーショットを2メートルにつけて伸ばした。ショット、パットがかみ合い、9番パー5もバーディー。勢いに乗って折り返した。