今平周吾2差7位V戦線急浮上!3季連続賞金王も視野「挑戦する立場で楽」

マイナビABCチャンピオンシップ・2日目 16番、今平はティーショットを放つ(撮影・上山淳一)

<国内男子ゴルフツアー:マイナビABCチャンピオンシップ>日刊スポーツ後援◇第2日◇5日◇兵庫・ABCGC(7217ヤード、パー72)◇賞金総額1億5000万円(優勝3000万円)◇無観客開催

18、19年賞金王の今平周吾(29=ダイヤ)が予選落ちの危機から優勝戦線へ、急浮上した。1オーバーの68位から出て、8バーディー、ボギーなしとこの日のベストスコア64。首位と2打差7位の通算7アンダーまでスコアを伸ばした。

「昨日もショットは良かったんですけど、ショートゲームがいまひとつでかみ合わなかった。今日は本当にショットが良かったです」。

現在賞金ランク10位だが、3季連続賞金王を諦めてはいない。獲得賞金約6107万円は1位木下稜介と約3928万円差。今大会優勝賞金は3000万円で、勝てば一気に差が詰まる。「1000万円差ぐらいまでいきますよね。トップに立ってる人はプレッシャーとかありますよ。僕は挑戦する立場で楽」。残り2日。ひたすら上を見て、プレーする。