賞金ランク2位木下稜介がまさかの予選落ち 賞金王には最終戦優勝しかない

18番、バンカーからリカバリーショットの木下稜介(撮影・渦原淳)

<国内男子ゴルフツアー:カシオ・ワールドオープン>◇第2日◇26日◇高知・Kochi黒潮CC(7335ヤード、パー72)◇賞金総額1億5000万円(優勝3000万円)

賞金王争いの真っただ中にいる賞金ランク2位木下稜介(30=ハートランド)がまさかの予選落ちを喫した。2バーディー後の4ボギーで74と崩れて、通算イーブンパーの86位。

「前半はいい流れを作れたのに、ショットの調子が悪くボギーを抑えられませんでした。チャンスも少なかったです」。大会前に「ボギーを打たないこと」と掲げたテーマと裏腹な結果。賞金ランク1位C・キムを逆転するには、12月2日開幕の最終戦日本シリーズJT杯の優勝が大前提になる。「この2日の反省を生かし、しっかり切り替えたい」と声を振り絞った。