新垣比菜が首位と3打差7位「ショット悪くてもパターで」ファイナルQT

新垣比菜(2021年10月29日撮影)

<国内女子ゴルフツアー:ファイナルQT>第2日◇1日◇静岡・葛城GC(6412ヤード、パー72)

黄金世代の新垣比菜(22=ダイキン工業)が3バーディー、4ボギーの73で回り、通算2アンダー、142と首位に3打差の7位につけた。黄金世代で勝みなみ、畑岡奈紗に続いて3番目にツアー優勝を飾った実力者は、最終日まで上位をキープし、来季のツアー出場を目指す。8年ぶりの国内ツアー復帰を表明した横峯さくらは2バーディー、8ボギーの78で回り、2オーバーで35位に後退した。

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強風に苦しんだが、17番パー5、18番パーと連続バーディー締めでフィニッシュした。「実力派ゴルファー」としてジュニア時代から注目され、プロ2年目の18年サイバーエージェントレディースで黄金世代3人目のツアー優勝を飾ったが、今季は結果を残せなかった。QTの雰囲気について「ミスれないというか、思い切り狙っていけない感じがあって嫌ですね」。そして「ショートゲームで粘れている。ショットが悪くてもパターでしのいでいければ。もう(QTに)出ないよう頑張りたい」とおっとりとした口調で奮闘を誓った。