渋野日向子1打及ばず予選落ち「正直、あまりつかめたものはないかな」心苦しい1週間に

ラウンド後、練習終了時間が過ぎてもショットの練習をおねだりする渋野(撮影・滝沢徹郎)

<国内女子ゴルフツアー:ブリヂストン・レディース>◇第2日◇20日◇千葉・袖ケ浦CC袖ケ浦C(6713ヤード、パー72)◇賞金総額1億円(優勝1800万円)

米ツアーから帰国、今季国内初戦の渋野日向子(23=サントリー)は2バーディー、3ボギーの73と1つスコアを落とし、通算3オーバー。カットラインに1打及ばず予選落ちした。

「今日は本当にフェアウエーキープ率が低く、チャンスにつく回数が少なかった分、1日耐えなきゃいけないようなゴルフになってしまった。どうにもできなかった1日でした」と唇をかみしめた。

2日間を通してショットが安定せず、チャンスにつく回数が少なかった。「正直、あまりつかめたものはないかな」と収穫なしを強調した。

3000人以上のギャラリーが駆け付け、注目される中でのラウンドだった。「やってきたことを発揮できず、心苦しい1週間になった」とも話した。

来週に再渡米。6月2日開幕の全米女子オープンが控えている。「毎回毎回課題見つかり、それを試合でクリアできるようにしっかり練習しているつもりだが、試合のたびにまた課題が増えている。この感じではしっかり臨めるか分からないが、準備しきれたという準備をしたい」と話した。