石川遼、通算6アンダー V戦線の予選通過を確実に 咽頭炎は「まだのどが痛い」体調は快方へ

1番、ティーショットを放つ石川(撮影・前岡正明)

<国内男子ツアー:~全英への道~ミズノ・オープン>◇第2日◇27日◇岡山・JFE瀬戸内海GC(7461ヤード、パー72)◇賞金総額8000万円(優勝1600万円)

石川遼(30=CASIO)はパープレーの72で通算6アンダー、V戦線の予選通過を確実にした。

13番まで2バーディーとスコアを2つ伸ばしたが、14番以降は1バーディー、3ボギー。「12番からトリッキーなホールが続くので仕方ないかなとも思う」。風も後半の方が強まった。18番パー5では右からの風を受ける第1打を左の池に入れ、ボギーとした。

スコットランドのリンクスを思わせる、フラットで遮蔽(しゃへい)物のないコース。林間コースのような木のハザードがなく、空が広い分、自分の思う弾道で打てる。「それができている人が伸びてきているのかなと思います」という。

開幕前日のプロアマ戦欠場の要因となった咽頭炎は「まだのどが痛い」と完治したとは言えないが、体調は快方に向かう。開幕前日の睡眠17時間と爆睡したが、この日のスタートが早朝とあって前夜午後10時半就寝で、午前4時半起き。「何時に寝て、何時起きなんて言うの恥ずかしいですね」とおどけ「何とか10位内あたりで予選通過できた。残り2日はさらにいいゴルフをしたい」と話した。