大岩龍一4打差2位に後退「大砲作戦」不発「昨日は相当うまかったんだとビックリ」苦笑い

5番、ティーショットを放つ大岩(撮影・前岡正明)

<国内男子ツアー:~全英への道~ミズノ・オープン>◇第3日◇28日◇岡山・JFE瀬戸内海GC(7461ヤード、パー72)◇賞金総額8000万円(優勝1600万円)

プロ4年目の大岩龍一(24=フリー)は「大砲作戦」が不発に終わり、首位から4打差2位に後退した。

強風の中、ターゲットを決めたら自分のスイングでドーンと打つスタイルで第2Rは8バーディーを量産したが、この日は3バーディー、4ボギーの73。「8バーディーが目標だったんですけど、それにはショットの精度が必要ですね」とこぼし「今日回っていて“昨日は相当うまかったんだ”とビックリしました」と苦笑いを浮かべた。

首位と4打差で、初優勝の希望もまだある。上位4人までの全英切符も、昨年大会であと1歩で取り逃がした悔しさや、23日の全米オープン日本地区予選の惜敗も晴らしたい。「明日は1打でも多くピンに絡めて、チャンスを作っていきたい」と巻き返しを期した。