全英オープン出場権争いで日本勢が全滅、17年大会以来5年ぶり2度目 海外勢が5位まで独占

全英オープン出場権を獲得、笑顔を見せる(左から)S・ビンセント、A・クウェイル、B・ケネディ、J・デロスサントス(撮影・前岡正明)

<国内男子ツアー:~全英への道~ミズノ・オープン>◇最終日◇29日◇岡山・JFE瀬戸内海GC(7461ヤード、パー72)◇賞金総額8000万円(優勝1600万円)

大会上位4人までの全英オープン(7月14日開幕、英国・セントアンドルーズ)出場権争いで、日本勢が全滅した。スタート前は暫定圏内(通算8アンダー、2位タイ3人まで)に大岩龍一、片山晋呉の2人、2打差内に小林伸太郎、石川遼、久常涼らがいたが、3打差あったS・ビンセント、J・デロスサントスに抜かれ、海外勢が5位まで独占。日本勢最上位は片山、清水大成、小林伸太郎の6位だった。

全英予選を兼ねた今大会で日本勢が全滅したのはC・キム、M・ヘンドリー、A・ブランド、金庚泰が出場権を獲得した17年大会以来5年ぶり2度目。

なお5位がT・クロンパのため、国内ツアーで上位5人を海外勢が独占するのは、18年9月トップ杯東海クラシック以来となった。