国内女子ツアーの宮里藍サントリー・レディースが9日、兵庫・六甲国際GC(6527ヤード、パー72)で開幕する。前週のメジャー・全米女子オープンで日本人最高の20位になった小祝さくら(24=ニトリ)は8日、プロアマ戦後に会見。今季初優勝した前々週のリゾートトラスト・レディースから即渡米、帰国即出場の“強行3連戦”に臨む心境を「疲れですか? ちょっと肩こりとかあるくらい。あと時差ぼけが少しだけ」と笑顔で話した。
5月29日の日曜日に山梨でリゾートトラストを終えて千葉の自宅に戻り、30日に渡米。時差のため、同日にテキサス州ダラス経由でノースカロライナ州の会場に着き、全米女子オープン終了翌日の6日早朝4時に出発して、7日夜に成田着、羽田から国内線で大阪に移動し、同日深夜に神戸に入った。
太平洋を股に掛けた“弾丸ツアー”だが、今大会は当初、自主隔離があって出られないと思っていたという。それでも「もしかしたら(帰国時の扱いが)変わるかも…」と思ってエントリーし、結果的に出場可能となった。「全米の前後、休むことは考えなかったのか?」という質問が出ると、しばらく考えて一言で答えた。
「出れるので…」
全米出場で国内ツアー連続出場は歴代4位の142戦で止まったものの、やってることは記録よりすごい“連続144戦出場”。米ツアー経験豊富な今大会アンバサダーの宮里藍が「すごいです。私はそんなのやってないと思う」と目を丸くする“鉄の女”だ。
ただし、多くの若手選手が抱く海外志向は「全米、全英とはメジャーは出たいけど、QTを受けてまでの参戦は全然考えてません」ときっぱり否定。その理由を「海外じゃ自分は生活していけないんじゃないか…って心配しかない」。不安のタネは「サラダはたくさんあるのはいいんですけど、日本みたいに牛タンとかないんで…。(料理は)何にでもバターとかチーズとか使うので、すごく太っちゃうかもしれないし」と、困ったようにこぼした。
凱旋(がいせん)Vで今季2勝目へ。「全米からマネジメントを課題としていたし、そこを実践して2勝目目指して頑張ります」。ゆる~い“さくらトーク”も相変わらず。小祝はいつでもそこでもブレず、変わらない。