小祝さくら「悪いなりに耐えられた」トラブル乗り越え5打差8位「最終日はビッグスコアを」

2番、バーディーを決めカップからボールを拾い上げる小祝(撮影・上田博志)

<国内女子ゴルフツアー:宮里藍サントリー・レディース>◇第3日◇11日◇兵庫・六甲国際GC(6527ヤード、パー72)◇賞金総額1億5000万円(優勝2700万円)

全米女子オープン帰りの小祝さくら(24=ニトリ)がトラブルを乗り越え、首位と5打差8位に踏みとどまった。

「今日はショットが安定してなくて。ティーショットもアイアンも、前半はほんと大変でした」

2番パー4はドライバーをダフって引っかけ、左林の谷下へ。松の枯れ枝に覆われて、転倒しかねないライから何とかフェアウエーまで脱出し、ボギーで我慢した。7番パー4は右ラフからの第2打がフライヤーし、グリーンをほぼキャリーで越えた。ウオーターハザードに打ち込み、ダブルボギーになった。

そんな中でも5バーディーを奪い、71とスコアを1つ伸ばせた。「悪いなりに耐えられました。ショットを修正しないとダメですが、最終日はビッグスコアを出せるように頑張ります」。前々週の今季初Vから全米を挟んでの2勝目へ、5打差逆転に挑む。