【全米女子プロ】畑岡奈紗、通算1アンダーで決勝R進出 首位と10打差「ビッグスコアを」

第2日、3番でフェアウエーからショットを放つ畑岡奈紗(USA TODAY=ロイター)

<米女子ゴルフツアー:全米女子プロゴルフ選手権>◇第2日◇24日(日本時間25日)◇米メリーランド州ベセスダ、コングレッショナルCC(6894ヤード、パー72)◇賞金総額900万ドル(約11億7000万円)優勝135万ドル(約1億7600万円)◇有観客開催

メジャー初制覇を目指す畑岡奈紗(23=アビームコンサルティング)は通算1アンダー、首位に10打差で決勝ラウンド進出を決めた。この日は首位と7打差6位から出て、4バーディー、4ボギーのパープレー、72だった。

前半11番で80センチのパーパットをカップにけられ、ボギーが先行したが、14番で2メートルを決めてバーディー。17番パー4はフェアウエーをとらえた第1打がディボット跡に入る不運があり、第2打がバンカーにつかまってボギー。後半4番から8番まではバーディー、ボギーが交互に続いた。実測245ヤードの8番パー4はドライバーでピン左8メートルへ1オンに成功、イーグルトライを外して天を仰いだが、粘り強くバウンスバックをつなげた。

畑岡は「グリーンが柔らかかったので、もっとピンに絡むショットを打ちたかった。バーディーが多かったけど、ボギーの多いのがもったいなかったです」という。

ショットは「まだ多少のブレがあり探り探りです」と言い、パットも「昨日の雨でグリーンが荒れていて、もっと転がりのいい球を打たないと」と反省は口にするものの、自身に期待できる手応えができてきた。

「トップとかなり差が開いてしまったんで、残り2日、かなりビッグスコアを出さないといけないので頑張ります」。悲願のメジャータイトルへ、まだまだ意欲十分だった。

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