男子ゴルフの今季メジャー最終戦、全英オープンが14日に開幕する。150回記念大会となる今年は、ゴルフ発祥の地とされるセントアンドルーズのオールドコースで7年ぶりに開催される。世界ランキング1位アマチュア中島啓太(22=日体大4年)が11日、同コースで行われた150回記念イベント「セレブレーション・オブ・チャンピオンズ」でプレーした。21年アジア・パシフィックアマチュア選手権優勝者としてメンバーに選ばれた。
21年全英オープン覇者のコリン・モリカワ(米国)や全英女子オープン覇者らを含むイベント最初の組に抜てきされた。プレー後「光栄でした。素晴らしい選手たちや世界中のゴルフファンの中でプレーするのは楽しかったです」と笑顔を見せた。ラウンド中、モリカワから「プロ転向はいつするの」と聞かれるなど、いろいろ話をしていたという。
聖地と呼ばれるコースについては「YouTubeで18番ホールの振り返りを見て、予習してきました」と明かした。さらに「歴史を感じます。たくさんのギャラリーが入っていて雰囲気も良くて、試合が楽しみです」と早くも本番に向けて心を躍らせた。リンクスについては「簡単なホールはないですが、低い球が好きなのでリンクスは大好き」と歓迎した。
一方、ホテル越えを狙う17番の名物ホールについては「ホテルの上は怖くて。練習でも左のブッシュ(茂み)に入れてました」と苦笑い。「相当勇気が必要。ビビっているところもあります」としながらも「試合になったら勇気を持って自分のプレーができるようにしたい」と意気込んだ。
ナショナルチームのヘッドコーチを務めるガレス・ジョーンズ氏とも作戦を練った。「ガレスさんから『バンカーに入れない』『3パットしない』の2つをアドバイスされました」。17番グリーン手前には、中嶋常幸がバンカーから4打かかったことで知られる通称トミーズ・バンカーがある。読みが同じ大先輩の名前を異名に持つバンカーは何とか避けたいとした。
メジャーはマスターズ、全米オープンに続く3戦目。「予選を通過したいし、戦う気持ちでプレーできたら」。2戦は予選落ちした。「反省もある。強い気持ちを持って戦いたい」。何度も“戦い”を強調した。(セントアンドルーズ=近藤由美子)