【全英女子】西村優菜カットラインに2打及ばず「ティーショットが最後だけミスをして…」

<米女子ツアー:AIG全英女子オープン>◇第2日◇5日◇英国・ミュアフィールド(6659ヤード、パー71)◇賞金総額730万ドル(約9億8600万円)優勝109万5000ドル(約1億4800万円)

西村優菜(22=スターツ)は通算4オーバー、ホールアウト時点でカットラインに2打及ばず、予選通過は午後組の動向次第となった。

第1日は3ダブルボギーなど6オーバー、77をたたいて118位と出遅れたが、この日は69と2つスコアを戻した。ただ、上がり2ホールが痛恨で17番パー5は2オンに成功しながら、返しの1・5メートルを外して3パットのパー。18番は第1打が左ポット・バンカーにつかまり、10メートルのパーパットがわずかに外れてボギーとした。

「昨日よりいいプレーはできたけど、ティーショットが最後だけミスをして…う~ん、悔しいですね」。17番の3パットにも無念さは残るが、それより前日、修正課題に挙げていたティーショットで最後に出たミスが無念で仕方がない。予選通過は「難しいと思う」とした上で、決勝に残れた場合「18ホール、最後まで流れを壊さずにプレーしたいです」と話した。

前々週のエビアン選手権後、パリ経由で移動した際にロストバッゲージになっていたキャディーバッグが開幕前日の深夜に見つかり、第1Rから使えたが、練習していたスペアのクラブとのイメージのギャップがあったのか。微妙な立場に立たされた。