丸山茂樹の息子奨王、プロ初ツアー初日は1アンダー「悪天候の中、アンダーパーでよかった」

プロデビュー戦初日を1アンダーでホールアウトし、父茂樹氏(右)と拳を合わせる丸山奨王(撮影・丹羽敏通)

<国内男子ゴルフツアー:長嶋茂雄招待セガサミー・カップ>◇第1日◇18日◇北海道・ザ・ノースカントリーGC(7178ヤード、パー72)◇賞金総額1億2000万円(優勝2400万円)◇有観客開催

米ツアー通算3勝の丸山茂樹(52)を父に持つ奨王(ショーン、22=フリー)が、プロとして初のツアーに臨み、第1歩を踏み出した。

スタートの10番(パー4)ティーグラウンドでは父をはじめ、多くのギャラリーが見つめる中でティーショットを放った。「緊張してました」。残り169ヤードフェアウェイ左サイドから9番アイアンで2打目を放つと、ピン横数十センチの位置につけ、いきなりバーディーを奪った。

続く11番から2連続ボギーとするなど前半1バーディー、2ボギーの37で折り返し、後半は5番と6番で連続バーディーを奪って立て直した。

初日を終え1アンダーのスコアに「前半バタバタしたけど、後半最後の方でまとまって、悪天候の中、アンダーパーで回れたことはよかった」とうなずき「明日も頑張りたい」と第2Rへ気持ちを高めた。