鈴木亨、今季初優勝へ69単独首位 9番イーグルで“ボンバー”勢い ファンケル・クラシック

1番でティーショットを放つ鈴木亨(撮影・峯岸佑樹)

<男子シニアツアー:ファンケル・クラシック>◇2日目◇20日◇静岡県裾野CC(6985ヤード、パー72)

今季初優勝を狙う鈴木亨(56=ミズノ)が69で回り、通算7アンダーの137で単独首位に立った。1イーグル、4バーディー、3ボギーと、スコアを伸ばした。同じく第1日から首位の手嶋多一は、通算5アンダーの2位につけた。佐藤えいちは4アンダーで4位に浮上した。昨年大会覇者の田村尚之と賞金ランキングトップの藤田寛之は31位にいる。

鈴木らしさが戻ってきた。9番パー5の第2打。残り240ヤードからピン横4メートルにつけ、イーグルパットを沈めると勢いが増した。「短いパットを外すことが多かったが、あのイーグルで今日1日が何とかもった」と汗をぬぐった。

昨年は故障した首の影響で多くの大会を欠場し、ドライバーの飛距離も220ヤードまで落ちた。一時は「引退」も考えたという。家族の支えを活力に、懸命にリハビリに励んだ。最終日はティーチングプロを目指す、長男貴之さんが応援に駆けつける。終盤に強く「ボンバー(爆弾)」の異名も持つ56歳は、「(歌手でモデルの)長女(愛理)ばかり注目を浴びているが、息子は(あまり注目されることが)ない。明日は息子の力も借りて、おやじのすごさを示したい」とシニア6勝目を狙う。