<ゴルフ:世界女子アマチュアチーム選手権>◇第1日◇24日◇フランス・パリ、ル・ゴルフ・ナショナル(6317ヤード、パー71)ほか2コース◇56の国と地域、168人出場
全米の次は世界だ! 全米女子アマチュア選手権優勝の馬場咲希(17=日本ウェルネス高2年)が、世界王者を目指す戦いが始まった。
橋本美月(19=東北福祉大2年)上田澪空(17=共立女二高2年)と目指すチーム、個人ともに、日本勢として初優勝を目指す。第1ラウンドは耐えるゴルフで74の3オーバーと出遅れた。上田がイーブン、橋本は1オーバー。チーム戦は終了時点で20位だった。
全米女子アマ制覇の快挙から10日、馬場の新たな挑戦が始まった。米国からフランスのパリ郊外へ舞台を移して、世界一をかけての戦いだ。大会前の練習で「モンスターのような感じがした」という難コースで開始の1番から3連続パーと慎重にスタート。4番パー4で最初のバーディーを奪った。
7番、8番と連続ボギーをたたくが、9番パー5でバーディー。10番でボギーも11番でバーディーと、粘り強いゴルフを展開した。しかし、終盤の17番でダブルボギー、18番もボギーと崩れ3オーバー。終了時点で79位と出遅れた。
今月1日にナショナルチーム入りが決定。初めての試合がいきなり日の丸を背負っての海外遠征。「自分中ではジャパンのマークが入っているユニホームを着てプレーするのが夢だったので、うれしいです。でも重圧にはなっていないです」と話していた。
日の丸以上に、馬場が求めていたのは、米ツアーで活躍する畑岡奈紗や古江彩佳らを育てたガレス・ジョーンズ・ヘッドコーチの持つノウハウだった。練習ラウンドで指導を受け「グリーンとかでも傾斜の機械を使ったりしたことがなかったので、それを使ってゼロラインを意識したり、面白いなと思いました」と収穫を口にした。
前日の開会式では「優勝目指してやりたい」とチーム戦での優勝を誓ったが、もちろん全米に次ぐ連覇も視野にある。第1ラウンドこそ出遅れたが、ここから本領発揮で巻き返していく。
◆世界女子アマチュアチーム選手権 1958年に29カ国、115人が参加して男子の1回目を開催。女子は64年に25チーム、75人で始まった。第1回の優勝は開催国のフランス。第2回の66年からは米国が6連覇するなど、前回の18年大会を含め最多の14回優勝。韓国が4回の優勝で2位。日本は18年に安田祐香、西村優菜、吉田優利の3人で出場し、最終日に韓国を逆転して史上最高の2位に入った。男子では84年に尾家清孝らが優勝している。個人と団体戦が行われ、団体戦は各チームで上位2人の成績をその日のスコアとし、4日間の合計で争われる。