渋野日向子は通算8アンダーで28位「何もできない1日だったかなと思います」最後までチグハグ

<米国女子ゴルフツアー:ポートランド・クラシック>◇最終日◇18日(日本時間19日)◇米オレゴン州ポートランド、コロンビアエッジウオーターCC(6467ヤード、パー72)◇賞金総額150万ドル(約2億1000万円)優勝22万5000ドル(約3150万円)◇有観客開催

首位と1打差の4位から出た渋野日向子(23=サントリー)は、3バーディー、3ボギー、2ダブルボギーの76と4つ落とし、通算8アンダー、280で28位に沈んだ。今季初優勝を期待されてスタートしたが、19アンダーで優勝したアンドレア・リー(米国)とは、11打差をつけられて4日間を終えた。

前半は2番パー3でボギーが先行した。ティーショットをグリーン脇のバンカーに入れると、第2打を寄せられずに落とした。さらに3番パー4でもバンカーにつかまり、長いパーパットを決められずに連続ボギーを喫した。最初のバーディーは7番パー5。グリーン手前からの第3打を2メートルにつけて奪った。さらに8番パー3は、3メートル残った厳しいパーパットを、最後の1転がりで決めてしのぐなど、流れが傾いたかに見えた。だが9番パー4で、優勝争いから完全に脱落するダブルボギー。ティーショットを左ラフに入れると、第2打はグリーンを越えて右奥のラフに入れて3オン3パット。最後は1メートル足らずのボギーパットまで外し、3つ落として折り返した。

後半に入ると、11番パー4で再びダブルボギーをたたいた。第2打を大きく左に曲げ、さらにカート道に大きくはねて木に囲まれた茂みの中へ。まともにクラブを振ることができない状況で、第3打はラフまで出すだけで精いっぱい。4オン2パットで2つ落とした。それでも、ともにパー4の14、15番で意地の連続バーディー。14番は第2打を1・5メートルにつけ、15番は10メートルの長いパットを決めて伸ばした。17番パー4はティーショットをブッシュに打ち込み、アンプレアブルを宣言してボギー。最後までチグハグな展開だった。

ホールアウト後は「特に緊張感はなかったんですけど、本当に今日は、何もできない1日だったかなと思います」と、淡々と話した。続けて「ショットもあまり良くなかったですし、いい流れをつかめないまま終わってしまったという感じ。出だし(1番パー4)をパーでしのげたからこそ(ボギーの)2番、3番はすごくもったいなかったなとは思います。5番(パー5)で取れなかったことが、今日の1日のゴルフの内容だったかなと思うので残念です」と、序盤で流れを失っていたと振り返った。

「4日間、ちゃんとしたゴルフの内容をしていかないと、上位で戦うことはできない。1日こういうゴルフをしてしまうと、全てが台無しになってしまう。(前日までの)この3日間がなかったことになったような感じです」。66と6つ伸ばした前日の第3ラウンドよりも、18ホールに10打も多く要した最終日の内容に、悔しさを隠せなかった。「来週は3日間大会ですけど、しっかりと予選を通過して、1日いい内容のゴルフができるように、しっかりと最後まで、戦えるように頑張りたい」と、必死に前を向いて話した。