原英莉花「もう1回勝ちたいという気持ちがあります」日本女子オープンへ意気込み

チャンピオンズディナーに出席し、日本女子オープン歴代優勝者の前列左から高村亜紀、服部道子、谷福美、樋口久子、小林浩美、日陰温子、塩谷育代、高又順、後列左から馬場ゆかり、不動裕理、勝みなみ、原英莉花、諸見里しのぶ、テレサ・ルー

女子ゴルフの国内メジャー、日本女子オープンに出場する原英莉花(23=NIPPON EXPRESSホールディングス)が、開幕2日前の27日、会場の千葉・紫CCすみれCで行われた、プロアマ戦に出場した。20年には今大会、ツアー選手権リコー杯と、国内メジャーで連勝。通算4勝のうち2勝が国内メジャーだが「このメジャーという大会を、もう1回勝ちたいという気持ちがあります。全集中で頑張ります」と意気込んだ。

今季は前週まで未勝利で、年間女王を争うメルセデス・ランキングは38位となっている。ランキング上位に入らなければ、11月のTOTOジャパンクラシック、ツアー選手権リコー杯の出場権を得られないが、今大会は同ランキングのポイントが大きい。それだけに「リコーもTOTOもやばいところにいるので、このポイントが大きいところで頑張りたい」と力説。「シーズン終盤でそろそろ勝ちたいところ?」という質問には「常々思っています(笑い)」と話していた。予選ラウンド2日間は、上田桃子、山下美夢有と同組で回ることが決まった。

練習後には、3年ぶりに行われたチャンピオンズディナーに参加。樋口久子ら参加した歴代女王14人に名を連ね、緊張した様子の初参加となった。