蝉川泰果「林から出して、乗せてボギーの繰り返し」3つ落として31位から50位後退に疲れの色

1番を終え降雨中断のホイッスルが鳴りクラブハウスへ引き揚げる蝉川(撮影・加藤哉)

<国内男子ツアー:ダンロップ・フェニックス>◇第3日◇19日◇宮崎・フェニックスCC(7042ヤード、パー71)◇賞金総額2億円(優勝4000万円)

プロ転向3戦目の蝉川泰果(21=東北福祉大)は74とスコアを3つ落として通算1オーバー、31位から50位に後退した。

前半アウトはノーボギーで耐えた。5番パー4で、フェアウエーからの第2打を突っ込みすぎ、グリーン奥の林の中へ。枯れ葉の上に止まったボールのすぐ後ろに枯れ枝があったが、取り除くとボールが動きそうだったため、そのままプレー。チップショットはグリーンエッジに止まったが、そこから5ヤードをチップインさせパーをセーブした。

そんな見せ場を作りながら、インは4ボギーの39。「何をやってもうまくいかなかったです。いい流れで後半に入れると思ったんですが、後半は曲げて、林から出して、乗せてボギーの繰り返し。ティーショットから崩れてしまいました」。表情には疲れの色が浮かんでいた。