中島啓太が首位に3打差3位「あまりストレスなく18ホール回りきれた」

3番、中島はティーショットを放つ(撮影・上山淳一)

<国内男子ゴルフツアー:カシオワールドオープン>◇第1日◇24日◇高知・Kochi黒潮CC(7335ヤード、パー72)◇賞金総額2億円(優勝4000万円)◇有観客開催

プロ転向7戦目の中島啓太(22=日体大)が5バーディー、ノーボギーの67で回り、首位に3打差の3位につけた。

10番からのインスタートで、最初のパー5でバーディー発進。「いいバーディースタートでした」。12番パー4も2・5メートルのスライスラインを読み切ってバーディーとした。「納得のいくゴルフがほとんどできていない。それが2カ月以上続いている」と明かした上で「ティーショットが良かった。あまりストレスなく18ホール回りきれた」と手応えを口にした。

9月にプロ転向後、前週は初の予選落ちを喫した。「土曜日は悔しかった。絶対予選落ちしないようにとプレッシャーを自分にかけていたのですが、吹っ切れた。日曜にはそれが完全になくなったので、思い切りゴルフができている」。1つ壁を乗り越えたようだ。

「優勝したいですし、今大会を最終戦にしないように、来週へのチャンスを得られるように優勝を目指して頑張りたいです」。プロ初勝利を飾り、今季優勝者など上位選手30人だけが出場できる次週の今季最終戦の日本シリーズJTカップ出場に意欲を見せた。