岩崎亜久竜が首位と1打差2位「リラックスして、ガツガツいきすぎないように」逆転で初V目指す

5番、岩崎はティーショットを放つ(撮影・上山淳一)

<国内男子ゴルフツアー:カシオワールドオープン>◇第3日◇26日◇高知・Kochi黒潮CC(7335ヤード、パー72)◇賞金総額2億円(優勝4000万円)◇有観客開催

ツアー初勝利を目指すプロ3年目の岩崎亜久竜(24=フリー)が9バーディー、ノーボギーの63と伸ばして回り、通算21アンダー、195で単独2位をキープした。首位のチャン・キムとは1打差。逆転での初Vを目指す。

9番パー4で第2打を1.5メートルにつけてバーディー。12番まで4連続バーディーを奪取した。最終18番パー5でもバーディー締め。「ティーショットが良くて、セカンドでもウエッジショットがビタビタついてくれた」と手応えを口にした。同組だったキムもスコアを伸ばしたが、「いい流れで一緒にプレーできていた」と振り返った。

3日連続で焼き肉店に通い、パワーをつけて減りやすい体重をキープ中。今季はトップ10が9回。「いい経験ができています」。一方で、大会前に先輩プロの谷口徹と食事をして「初日からガツガツいって、終盤に疲れるんや」と指摘されたという。アドバイスを受けて「リラックスして、ガツガツいきすぎないようにしています。明日もそれは変えずにやっていきます」と話した。

会場のある高知は坂本龍馬のゆかりの地。新字体で「竜馬」と記されることもあるため、「同じ漢字で縁がありますよね。自分も頑張ります」と意気込んだ。