勝みなみはイーブンパー39位発進「出だしはまずまずかと思う」米女子ツアー最終予選会

勝みなみ(2022年11月12日撮影)

<米女子ゴルフ:最終予選会(Qシリーズ)>◇第1ラウンド(第1週第1日)◇1日(日本時間2日)◇米アラバマ州モービル・マグノリアグローブ◇クロッシングズコース(6664ヤード、パー72)、フォールズコース(6643ヤード、パー71)

米女子ツアーの来季出場権を懸けた最終予選会が開幕し、ステージ1、2から勝ち上がった識西論里(おにし・ゆり、25)がフォールズコース(FC)を回り、4バーディー、3ボギーの1アンダー、70で、日本勢最上位の32位につけた。

勝みなみ(24)はクロッシングズコースを回り、1バーディー、1ボギーのイーブンパー、72で39位につけている。西村優菜(22)はFCを回り、2バーディー、3ボギーの1オーバー、72で61位につけている。勝と西村は8月上旬時点の世界ランキング75位以内の資格で、最終予選会から出場している。

最終予選会には100人が出場。第1週の4ラウンドを終えて、70位タイまでが第2週に進む。第2週で45位タイまでに入れば来季の出場権を得る。順位が高い選手ほど、出場可能な試合数が増えることになる。

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勝は前半、パープレーが続いた。「ショットは割とピンに絡んでついていた方でしたが、なかなかバーディーパットが入ってくれず、途中までむずむずしたゴルフが続いていた」。13番パー5でボギー先行も、16番パー5で約3メートルのパットを沈めて初バーディー。「まっすぐのラインで、自信を持って打ったパットが入ってくれた」。初日をイーブンパーで終えて「納得はいっていないですが、出だしはまずまずかと思う」と自己評価した。

第2ラウンドに向けて「今日は割とショットが良かった。あとはパッティングがラインも読めて、タッチも合ってきたら、スコアを伸ばせるし、安心してゴルフができる。パッティング中心に練習したいと思います」と話した。