今季2勝の川崎春花、新人戦貫禄V「来季はメルセデス・ランキング1位目標」海外メジャー挑戦も

JLPGA新人戦加賀電子カップを制し、優勝トロフィーを手に笑顔を見せる川崎

<国内女子ゴルフ:JLPGA新人戦加賀電子カップ>◇最終日◇9日◇千葉・グレートアイランドC(6482ヤード、パー72)◇賞金総額1000万円(優勝180万円)◇無観客開催

国内メジャーを含む今季2勝の川崎春花(19=村田製作所)が、名実ともに昨年プロテスト合格の94期生21人のトップに立った。首位で出て4バーディー、2ボギーの70と2つ伸ばし、通算7アンダー、137。2位の永嶋花音を1打差で退け、逃げ切った。「人生で1度きりの特別な新人戦で優勝できて、すごくうれしい。来季はメルセデス・ランキング1位が目標」と今季15位から年間女王へ、2年目の飛躍を思い描いた。

一時は後続に4打差をつけ、独走した。だが14番を落とすと、18番パー4は第2打を池に入れて4オン。外せば永嶋とプレーオフという、2メートルのボギーパットを決め、出世頭が同期に貫禄勝ちした。来季は「メジャーも挑戦したい」と、海外での活躍も見据えた。新人でもう1人の優勝経験者、尾関彩美悠は12位だった。

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