米男子ゴルフの今季メジャー初戦、マスターズ(6日開幕)の公式練習が4日(日本時間5日)行われ、初出場の比嘉一貴(27=フリー)が松山英樹とともに、会場の米ジョージア州・オーガスタ・ナショナルGCで練習ラウンドを行った。
東北福祉大の先輩の松山と、1番から9番まで一緒に回り、10番から18番までは1人で回った。「松山さんはスタートホールからすごい時間をかけてアドバイスしてくれて。想定されるピン位置についてやっぱり詳しいので、『ここから打った方がいいよ』といった感じで、実戦に生きるようなアドバイスをしてくださった。聞く隙もなかった。本当にぜいたくで、いい時間を過ごせた」。松山は21年覇者で10回連続12回目の出場。コースを熟知した先輩の丁寧なアドバイスに感謝した。
前週は松山が主戦場とする米ツアーの試合に出場。間近で見た松山のすごさをあらためて感じた。「首の違和感はゼロではないと思うんですけど、思い切りできない状況でも、ベストなパフォーマンスを毎回できる対応力がある。それに、現状で何ができるかをしっかり分かる分析力。そういったところがやっぱり抜群にすごい」。
この日の練習ラウンドでも先輩のすごさを再び体感した。実は2人で9ホールのマッチプレーを行っていた。8番まで1アップで勝っていたが、最終9番で追いつかれた。「入れ返せない僕が甘いし、入れてくる松山さんもさすがだと思って、同点なのに負けた気持ちなる」と苦笑い。「先週もマッチプレーをして、僕が負けてスターバックス(の飲み物)を届けたんです。今週は勝って、僕のハウスにスターバックスを届けに来るのかな、いやー最高だなと思っていたら、さすがに甘くなかった」と、先輩の底力に脱帽していた。