技術とメンタル向上の桑木志帆が自己ベストの3位「上位に食い込むプレーを続けたい」

3番、ティーショットを放つ桑木志帆(撮影・加藤哉)

<国内女子ツアー:ブリヂストン・レディース>◇最終日◇21日◇愛知・中京GC石野(6573ヤード、パー71)◇賞金総額1億円(優勝1800万円)◇有観客開催

通算6アンダー9位から出た桑木志帆(20=岡山御津CC)が5バーディー、2ボギーの3アンダー68でラウンド。通算9アンダーの275で自己最高位の3位となった。

オフに得意なショットを「ドローからストレートフェード」に変えてから「イメージ通りに行くようになった。ピンを狙っていけるショットが多くなりました」と技術面の変化を明かした。

開幕前にはブリヂストン・アスリート・アンバサダーを務める宮里藍さんとのトークセッションに参加し、「感情的になってしまうので、どうすればよいですか」と質問。「感情を行動に変えること」とジャンプをしたり水を飲んだりすることもアドバイスされたが、「今週は穏やかに回れることが多かったです」と精神面も成長している。

岩井ツインズら同じ年の選手が大活躍しているが、「悔しいですけど、いろんな方に焦らないでいいといってもらってるので、上位に食い込むプレーを続けたい」。初優勝に向けて、心身を磨いていく。